
このゲームを制作するにあたってインスピレーションとなったものは、誰もが小さい頃に
一度は経験したことがある、「おままごと」です。食べ物を作ってそれを美味しく食べる
という真似事は、世界でも共通する遊びであり、もちろん私自身も何度もこどもの頃に経
験した遊びです。樹皮でできたサンドイッチ、土から作られたケーキ、木の葉と小枝でデ
コレーションされたお菓子など、今思うととても食べられるとは思えないようなものばか
りでしたが…貴重な楽しい経験であったことは間違いありません。
我々がこのアプリで目指したのは、この経験をデジタル風にアレンジして、より自由にユ
ーザーが想像力を働かせて自分好みのクッキングを楽しめるようにすることです。料理の
手順が通常通りの連続的な作業になっていないのもこの理由です。正しい調理手順や順番
などを気にせず、自由に料理を楽しんでいただくのがこのアプリの正しい楽しみ方です。
また、各キャラクターにはそれぞれ好き嫌いがあります。つまり女の子に魚料理を作って
あげるのと、ネコのために魚料理を作ってあげるのとではキャラクターのリアクションも
まったく変わってくるということです。何を作るかについては相手を見て考える必要もあ
ります。
より楽しむために
アプリ内の4人のキャラクターは「フード・テイスター(試食者)」という立場で、あな
た(お子様)がかれらのシェフです。実際にお子様と調理をする際にも「ネコはどうい
った食べ物を好むの?」や、「男の子はどんな料理が好物なの?」など、「なんで女の子
は煮魚か焼き魚じゃないと魚を食べないの?生では食べられないの?」というような会話
になるかもしれません。こう言ったコミュニケーションを通して実際にお子様と食べ物の
好き嫌いについて話し合うキッカケになってくれればと思います。
とっておきのヒント
冷蔵庫の右下にあるアイテムは「干し草」です。牛の大好物ですよ!
設定について
スタート画面の右上にある歯車アイコンをタップすると設定が開きます。こちらからは以
下の設定のON / OFFを操作できます。
・効果音のON / OFF
・「保護者の方へ」のリンクを表示 / 非表示にする
・「ベジタリアン・モード」のON / OFF
それでは、「Bon Appétit(どうぞ召し上がってください!)」
– Jens Peter de Pedro, プレイ・デザイナー